①商品規格
サイズ:タテ310×ヨコ160mm
素材:竹、和紙、柿渋
生産地:熊本県山鹿
②商品の概要
熊本県の伝統工芸品として認証されている「来民の渋うちわ」。前からいい団扇を探していたのですが、中々いいものに出会わずに、ようやくいい団扇に出会いました。持ち手は竹、扇ぐ面は和紙を使用しています。
③材料のことなど
・原料の種類及び産地
竹材は阿蘇外輪山(鹿本郡内)の山林に繁茂する7寸以上の真竹
紙は手漉きの和紙に生麩糊、仕上げに柿渋、ワニス、うるし、染料
・柿渋について
渋うちわは、柿渋を塗ることにより、和紙をコーティングする役目と柿渋に含まれるタンニンの働きにより防虫効果があり、丈夫で長持ちするうちわに仕上がります.年とともに色合いが深みをおびていきますので、赤ちゃん誕生の命名うちわや古希・還暦・結婚引き出物等、贈答品・記念品・おみやげに最適です。

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柄が変更になりました。今後はこちらのタイプになります。

扇ぐ面
⑥つくりて 来民うちわ
熊本県の伝統工芸品として認証されている「来民の渋うちわ」は、県北の山鹿市の東部に在る鹿本町来民(かもとまちくたみ)で作られ、京都や丸亀とともに団扇(うちわ)の三大産地とされてきました。慶長5年(1,600年)、四国丸亀の旅僧が一宿の謝礼として団扇の製法を伝授したのが来民渋団扇の始まりといわれています。創業はおよそ380年前、肥後の国山鹿郡は、当時より楮(こうぞ)の木(製紙の原料)の産地とし有名であり、山鹿灯籠を製作する堅牢なる和紙の産地であり、加えて竹林繁茂という土地柄もあり、当時の藩主細川候が渋うちわの製造を奨励し、この地の主要産業になっていきました。